長靴猫の軌跡

・ある日、長靴を履いた猫は我ら人間を殺めた。そして残ったのは一匹の長靴猫と一人の『食い倒れ騎士』だった。 ※短編や長編などが書き次第、更新していきます。
・長編一覧
闇烈火〜前書きキャラ紹介 2-1
天地創造〜

・短編一覧
つながりの糸 列車 “ネメシスとタナトス”
闇烈火〜DOFS〜
キャラ紹介





参戦作品一覧(?)

〜The distorted energies-歪めし能力-〜(彩華さま)
〜Doomsday(?)〜(璃芝狼夜燈さま)
〜黒白の翼〜(冬咲 さーさま)
〜解き放たれし蒼海〜(冬咲 さーさま)
〜GEAKFREET―ジークフリード―〜(旧ねこべと伯爵さま)
〜ジークフリード・シークウェル〜(旧ねこべと伯爵さま)
〜サミアド(?)〜(旧ねこべと伯爵さま)
〜テンガロナ・サーガ〜(遊花さま)
〜FE―烈火の剣―二次創作キャラ〜
(明菜さま、彩華さま、リョウさま、鈴緒みわさま、Takaver3.14さま)
〜本作オリジナル(クディン)〜





スレッドテーマ:小説・文学 キャラクター設定
闇烈火〜プロローグ『悲しみの果てに』〜2―1
※08 1/27 更新、文章修正。

「大丈夫ですか?レンドさん!」
 身体を揺さぶるもぴくりともしなかった。
 倒れている青年の腕に手をやる。脈は少し弱く、目をすばやく走らせ身体中を見渡しても、身体のあちこちから血がどくどくと流れている。
 どう見てもとても危険な状態だった。早急に手当てしないと黄泉の世界へ旅立たせてしまう。

 横たわっている青年を揺らして起こそうとしてたが、まずは傷を手当てする方が先だと気づいてから、はやる気持ちをどうにかして抑えた。それから自身が使える特殊な能力、万物を司る源“エナジー”を駆使して、一つずつ慎重に開いた傷を塞いでいき治療する。

 だが、治療するのが遅かったのか目を疑うような現実を突きつけられた気分に次の瞬間襲われた。なんと青年の唇が徐々に紫色になり、肌も土気色になっているのを視界全体で捕らえたからだ。
 早く手当てしないと青年は二度と起き上がることもなくなってしまう。かといって焦りの心を持ったまま動くと失敗を呼び寄せる危険性があった。
その星は二つの心を持っていた

表の顔と裏の顔

ライトサイドとダークサイド

この星が生まれてからの46億年という年月は・・・

大いなる二つの意志によって進化と衰退を繰り返している。

ライトサイドの意志で新たな命が生まれ・・・

ダークサイドの意志で氷河期が訪れる・・・

ライトサイドの意志で道具を使う命が生まれ、

新たな技術が次々と作られていく・・・

ダークサイドの意志によって「ひずみ」が生まれ、その犠牲者が出る

人類はその二つの意志をそれぞれ『神』と「あくま」という名で 呼んだ・・・

(ゲーム中のデモにより抜粋)

序章「旅立ち」へ続く
闇烈火
序章〜『悲しみの果てに』

 すべての始まりには意味があり、また終わりもある。
何かが終わるとすればそれは何かが始まる合図でもあるのだ。
 まだ錬金術が古の学問ではなかった時代、ウェイアードと呼ばれる世界はひとつの大きな時代の転換期を迎えていた。それが何だったのか、今や人々の歌や詩からも消えてしまうほどの遥かな昔のこと。
 人々から賢者と崇められていた『ラグール』は、土の力が湧きあがるヴィーナスの塔から源となる石を回収し、塔を封じた。同じように彼の仲間たちもそれぞれ火・水・風の塔から石を回収し塔を封印したのである。
 こうして集められた石は高き山へと通ずる異次元の彼方へ安置し、そこへと通ずる道を閉めたのだった。
 
 
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